横浜

出会いと別れと、生と死と。
オレにとってこれだけ馴染みの深い街はありません。
生まれ育った茅ヶ崎よりも、ほとんど根を下ろしたことのないあの街の方が様々なコトを思い出させるのです。
決して垢抜けることのない街だというのが、横浜を語るときの本音です。
いかに高層マンションが建ち並ぼうとも、いかに近代的なスポットが広がろうとも、下町の匂い漂う野毛や胡散臭い香り満載の黄金町や曙町、そういった街並みを忘れることは決してできないのです。
口の悪い店主が店を構える居酒屋、人懐っこく寄って来る野良猫たち、独特の雰囲気を醸す大道芸人、昔ながらのポン引きの背中、キャラの濃い常連の集まる雑多で小汚いバー。
オレにとってはすべてが大切で、すべてが懐かしいものです。
あの街と深く関わってから10年以上を数えますけど、まだまだ遊び足らないし、まだまだ上辺だけでも知ることができていないように思います。
これから先もあの街を愛しているでしょうし、他の街にここまでの情熱を注ぐことはできないと思ってもいます。
なんていうのか、自分の足で歩いて、自分の目で見てというのがないとダメなんですよね。
それでいてコジャレが欲しいと思うと、オレにとっては日本では横浜という街をおいて他には考えつかないのです。
都会人にはなれないなって、ふと感じてみたりします。

***

「濱マイク」の写真集を入手しました。
黒田光一さんの写真に無条件に酔えます。
お勧めです。

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タンドールの隣りから

タンドールの隣りから

異国の麦酒。
昼下がりの香辛料。
15年分の遠回りを。

藁の上の箱

藁の上の箱

不思議の箱。
隠されている何か。
茸、星、それとも不思議な花?

spiral

螺旋

螺旋。
遠心力。
巻き込みの力。

イロトリドリ

イロトリドリ

溢れる色。
流れる時間。
紡ぐのは記憶。

Secret Window

秘密の窓

秘密の窓。
部屋に広がる宇宙。
見てはいけない部屋。

碧珠

碧色

法皇の緑。
糸の結界。
幼い日のヒーロー。

月の舟

月の舟。
降りてくる空。
風の抜ける夜。

milkyway

milkyway

幼い日を思い出す。
揺れて眠れない寝台車。
子守唄は線路の鳴る音。

夜中の交差点

夜中の交差点

深夜の散歩道。
傍らには尻尾の生えた友達。
「月はどっちに出ている?」

川面

川面

川沿いの道。
風の抜ける温度。
夏の終わり。

蝉時雨

鉄塔

鉄塔。
風鈴。
夏の終わり。

イツモノ

いつものカウンター

いつもの会話。
いつもの温度。
いつものカウンター。

冷珈琲

冷珈琲

夏の清涼剤。
ミルクもシュガーも要らない。
足すのは氷の鳴る音だけ。

孤高

孤高

夜の主。
孤高の視線。
気高くしなやかに。

境界

境界

夜の音。
隔てる塀。
幼い頃は塀の向こう。