1人で完全

よく言われた言葉です。
「誰もいなくても何でもできるから大丈夫ですよね?」って。
「貴方に出来ないのは出産くらい」だとも。
欠陥の方が多い人間のはずですが、うわべだけで一緒に暮らすとそう見えるものなんでしょうかね。
おかげさまで水時代の同居人たちとは恋が芽生えるどころか、カラダの関係を持つこともありませんでしたが。
でもそれは仕方ないんです。
オレは恋を芽生えさせることが出来ませんでしたから。
彼女たちに抱いた愛しいと思う心は、間違いなく娘や姪に対するそれであり、恋人に対するそれとは異なるものでしたから。
また時には愛情ですらなく、同情に似たものであったので。
同情でカラダを重ねるのは、相手をバカにしているという以上に自分にとって許せないものですから。

自分が何をしたかったのか。
思い出すのは簡単じゃないけど、難しいことでもない。
仲間たちと大いに笑って、楽しく酒を酌み交わしたい。
オレの原点はそこにある。

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タンドールの隣りから

タンドールの隣りから

異国の麦酒。
昼下がりの香辛料。
15年分の遠回りを。

藁の上の箱

藁の上の箱

不思議の箱。
隠されている何か。
茸、星、それとも不思議な花?

spiral

螺旋

螺旋。
遠心力。
巻き込みの力。

イロトリドリ

イロトリドリ

溢れる色。
流れる時間。
紡ぐのは記憶。

Secret Window

秘密の窓

秘密の窓。
部屋に広がる宇宙。
見てはいけない部屋。

碧珠

碧色

法皇の緑。
糸の結界。
幼い日のヒーロー。

月の舟

月の舟。
降りてくる空。
風の抜ける夜。

milkyway

milkyway

幼い日を思い出す。
揺れて眠れない寝台車。
子守唄は線路の鳴る音。

夜中の交差点

夜中の交差点

深夜の散歩道。
傍らには尻尾の生えた友達。
「月はどっちに出ている?」

川面

川面

川沿いの道。
風の抜ける温度。
夏の終わり。

蝉時雨

鉄塔

鉄塔。
風鈴。
夏の終わり。

イツモノ

いつものカウンター

いつもの会話。
いつもの温度。
いつものカウンター。

冷珈琲

冷珈琲

夏の清涼剤。
ミルクもシュガーも要らない。
足すのは氷の鳴る音だけ。

孤高

孤高

夜の主。
孤高の視線。
気高くしなやかに。

境界

境界

夜の音。
隔てる塀。
幼い頃は塀の向こう。