誰かを好きになるって、自分を映す鏡を求める感覚に似ている。
鏡に自分の姿を映して見るように、自分のしたことや話したことに対して、好きな相手には何らかの反応を期待している。
ただ、求めてる反応は平面鏡のような自分と似たものではなくて、場合によっては凸面鏡や凹面鏡のような歪んだ反応を期待していたりするわけです。
実際のところ、自分と似て非なる似た者同士と言う関係にオレは魅力を感じません。
各々に存在する形の異なる歪みを矯正して平面にするのではなく、その歪みを利用して相手をより魅力的に彩れたら、恋人としては最良な関係だと思うのです。
オレは歪みに歪みきって所々が剥げ落ちているような鏡ですが、好きな相手を誰よりも魅力的に見せていると信じています。

***

春の風物詩。
線路に缶を投げ捨てて、来た電車のドアじゃないところから乗ろうとし、訳の分からないことをつぶやきながら咳き込むオジサン風のちょっと見た目がアレな青年。
服は汚れていて、酔い潰れてまだ酒が残っているかのようにも見える。
ただ、酒の気配は微塵も感じられない。
顔だけでなく頭も不自由な方なのかと思って見ると、何に酔っているのかは即座に理解できた。
朝のラッシュにドラッグキメたバカが1人。
土地柄でしょうか…。
そんなのはイヤですけど、仕方がないのかもしれませんね。

***

オフ、来週金曜です。
予定としてはいつも通りに関内あたりで。

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タンドールの隣りから

タンドールの隣りから

異国の麦酒。
昼下がりの香辛料。
15年分の遠回りを。

藁の上の箱

藁の上の箱

不思議の箱。
隠されている何か。
茸、星、それとも不思議な花?

spiral

螺旋

螺旋。
遠心力。
巻き込みの力。

イロトリドリ

イロトリドリ

溢れる色。
流れる時間。
紡ぐのは記憶。

Secret Window

秘密の窓

秘密の窓。
部屋に広がる宇宙。
見てはいけない部屋。

碧珠

碧色

法皇の緑。
糸の結界。
幼い日のヒーロー。

月の舟

月の舟。
降りてくる空。
風の抜ける夜。

milkyway

milkyway

幼い日を思い出す。
揺れて眠れない寝台車。
子守唄は線路の鳴る音。

夜中の交差点

夜中の交差点

深夜の散歩道。
傍らには尻尾の生えた友達。
「月はどっちに出ている?」

川面

川面

川沿いの道。
風の抜ける温度。
夏の終わり。

蝉時雨

鉄塔

鉄塔。
風鈴。
夏の終わり。

イツモノ

いつものカウンター

いつもの会話。
いつもの温度。
いつものカウンター。

冷珈琲

冷珈琲

夏の清涼剤。
ミルクもシュガーも要らない。
足すのは氷の鳴る音だけ。

孤高

孤高

夜の主。
孤高の視線。
気高くしなやかに。

境界

境界

夜の音。
隔てる塀。
幼い頃は塀の向こう。