代替品

その人にしかできない仕事、あるいはイベントなんて限られた物だと思う。
歌い手や書き手、あるいはモデルや画家、写真家とか、ある意味で神格化される種類のクリエイティブな仕事に携わる場合にのみ、「その人」にしか成し得ない仕事という言葉はふさわしいのだと思う。
通常、「アイツは仕事ができる」とされている人間が職場を離れたとして、短期間でその穴を補うだけの人材や組織力を身に付けることはどんな団体においても珍しいことではないはずだ。
もしもそれが不可能ならば、倒産する企業や解散する組織の数は現状の数十倍にもふくれ上がってるに違いないのだから。
自分を過大評価するのもいい、ただ本当にそれが「自分にしか出来ない」と胸を張って言えますか?
ハッキリ言ってオレには「自分にしかできない」ことなんてない。
でも、ココでこの瞬間に「オレにしか出来ない」ってコトはあると信じてる。
だから、オレはオレらしく色んなコトをやろうって思う。

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タンドールの隣りから

タンドールの隣りから

異国の麦酒。
昼下がりの香辛料。
15年分の遠回りを。

藁の上の箱

藁の上の箱

不思議の箱。
隠されている何か。
茸、星、それとも不思議な花?

spiral

螺旋

螺旋。
遠心力。
巻き込みの力。

イロトリドリ

イロトリドリ

溢れる色。
流れる時間。
紡ぐのは記憶。

Secret Window

秘密の窓

秘密の窓。
部屋に広がる宇宙。
見てはいけない部屋。

碧珠

碧色

法皇の緑。
糸の結界。
幼い日のヒーロー。

月の舟

月の舟。
降りてくる空。
風の抜ける夜。

milkyway

milkyway

幼い日を思い出す。
揺れて眠れない寝台車。
子守唄は線路の鳴る音。

夜中の交差点

夜中の交差点

深夜の散歩道。
傍らには尻尾の生えた友達。
「月はどっちに出ている?」

川面

川面

川沿いの道。
風の抜ける温度。
夏の終わり。

蝉時雨

鉄塔

鉄塔。
風鈴。
夏の終わり。

イツモノ

いつものカウンター

いつもの会話。
いつもの温度。
いつものカウンター。

冷珈琲

冷珈琲

夏の清涼剤。
ミルクもシュガーも要らない。
足すのは氷の鳴る音だけ。

孤高

孤高

夜の主。
孤高の視線。
気高くしなやかに。

境界

境界

夜の音。
隔てる塀。
幼い頃は塀の向こう。