HIV

それほど馴染みの薄いものではありません。
身近に感染、発症して死んでいったヤツもいます。
すっかり痩せ細った姿を見たときの戦慄は忘れられません。
免疫力の低下に伴う網膜炎感染で視力を失った目でオレの姿を探し、オレが我に返るまで空をつかむように動いていた指の1本1本を鮮明に思い浮かべることができます。
死と向き合いながら生き抜こうとしていた姿は、当時のオレにとって衝撃的で圧倒的でした。
殺されるのなんか怖くはないとカッコつけていたことが、ガキが夜中にひとりでションベンにいけると言っているのと大差ないものだと気がついて、自分のバカさ加減がイヤになりました。
生きる意志がそこにはありました。
死と対峙してなお乗り越えようという強い意志がそこにはありました。
恥ずかしながら、そういう場に直面して初めて「HIV感染≒死」という誤った考えを拭い去ることができたのです。
特殊な雰囲気の病気ではあるけど他の病気と大きな差異があるわけではない、そんな簡単なことに気づいていなかったのです。
今にして思うとホントに恥ずかしい考え方をしていましたね。

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夕凪の日

夕凪の日

落下する黒。
喉を焼く赤銅色。
記憶を辿る時間。

誰が神のようになれようか

朧

堕天の穴。
雲の多い日。
月見酒。

No.4

No.4

安定。
吉凶。
魔法の数字。

signals

signals

赤は停まれ。
黄色は注意。
でも、青は進めじゃない。

碧色

碧色

夏の匂い。
通り抜ける風。
あの頃の続き。

午後の紅茶

午後の紅茶

強い陽射し。
夏の音色。
マドラーの鳴らす曲。

珈琲豆

珈琲豆

雑談。
珈琲の香り。
夏の日差し。

いつものカフェで

いつものカフェで

乾杯の続き。
古いロック。
くだらない話。

白昼夢

灯り

陽炎。
冷珈琲。
夢心地。

夜の緑

夜の緑

夜に溶ける緑。
礼節の黒の素。
静寂にたゆる色。

朧月

生は不確かなもの。
死は確かなもの。
曖昧ないつかの記憶。

壁

剥がされた色。
削がれた彩り。
夢の時間は随分と昔。

Coffee and Chigarettes

待ち合わせ

TESLA COIL.
SOMEWHERE IN CALIFORNIA.
DELIRIUM.

海色の鞄

海色の鞄

ココナッツの甘い香り。
足裏に伝わる砂の感触。
波音の聴こえる場所。

夏音

ウッドデッキ

遠くに夏の足音。
文庫本と麦酒と昼寝。
ガキの頃の続き。