HIV

それほど馴染みの薄いものではありません。
身近に感染、発症して死んでいったヤツもいます。
すっかり痩せ細った姿を見たときの戦慄は忘れられません。
免疫力の低下に伴う網膜炎感染で視力を失った目でオレの姿を探し、オレが我に返るまで空をつかむように動いていた指の1本1本を鮮明に思い浮かべることができます。
死と向き合いながら生き抜こうとしていた姿は、当時のオレにとって衝撃的で圧倒的でした。
殺されるのなんか怖くはないとカッコつけていたことが、ガキが夜中にひとりでションベンにいけると言っているのと大差ないものだと気がついて、自分のバカさ加減がイヤになりました。
生きる意志がそこにはありました。
死と対峙してなお乗り越えようという強い意志がそこにはありました。
恥ずかしながら、そういう場に直面して初めて「HIV感染≒死」という誤った考えを拭い去ることができたのです。
特殊な雰囲気の病気ではあるけど他の病気と大きな差異があるわけではない、そんな簡単なことに気づいていなかったのです。
今にして思うとホントに恥ずかしい考え方をしていましたね。

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茜色

夕暮

いつかの色と同じ。
ヘッドホンを耳に当てる。
あの日の歌が鳴っている。

空海

蒼空海

砂浜。
波の音。
そんだけあればいい。

夏の散歩道

夏の散歩道

夕凪。
潮の香。
遠くに聴く嬌声。

dry county

Lynchburgの彼

a poor man’s made outta muscle and blood.
muscle and blood and skin and bones.
a mind that’s a-weak and a back that’s strong.

花の名前

花の名前

暗い夜。
彩りの色。
名も知らぬ花。

grid

市松

たゆる蝋燭の火。
暗がりに溶けそうな夜。
乾杯は古いロックと安いアイリッシュ。

河を渡ろう

橋

西の果てから。
東の果てまで。
休みもなく。

水鏡

水鏡

夕凪の時間。
乾杯の少し前。
おやすみなさい、また後で。

sparkle

泡モノ

I don’t like U.
I don’t dislike U.
Because I don’t wanna think about U.

宿り木の話し相手

相棒たち

黄色。
緑。
かつての相棒たち。

ハザクラ・ヨザクラ

葉桜

葉桜。
夜桜。
暮らした場所は壁の向こう。

園に続く道

幼稚園への道

冬の陽気の日に。
嬌声のない時間の門。
夜はこれから。

櫻舞

枝垂櫻

流れ落ちる櫻色。
今宵の肴は貴方の悪口。
手向けの華は花吹雪。

桜色

白い空。
冷たい風。
霧雨煙る静かな日。

蒼櫻

蒼櫻

鳥の声。
朝の香り。
堕ちてくる蒼。