矛盾

以前もこんなコト書いたかもしれませんけど。
どんな人も矛盾する部分を持っていると思います。
幼児の純真無垢でいて残酷な側面を持つっていうのが、イチバン近しくかなりの確率で経験しているいい例ではないでしょうかね。
昔、精神病院に押し込められている子供のコトを書きました。
その一部に、小動物を愛でていたかと思うと、ふとした拍子にアスファルトに叩きつけて殺してしまうというくだりがあるのですが、これって幼児期に「アリさん、アリさん」と言って蟻を可愛がるように接していた子供が、いつの間に蟻を踏み潰しまわっているのに似ていませんかね?
まぁ、似ていないと言われればそれまでなのですけど。
精神病とされているヤツらと、健常者とされているヤツらの幼児期の行動とにどれだけの差があるのだろうという疑問が湧き上がるのですわ。
要は誰にでも愛でている物を突然壊してしまう時期があって、精神病とされているヤツらはそれが長い(あるいは終わらない)だけなんじゃないかなって。
可愛さあまって憎さ百倍の意味を少し考えてみたくなりました。

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茜色

夕暮

いつかの色と同じ。
ヘッドホンを耳に当てる。
あの日の歌が鳴っている。

空海

蒼空海

砂浜。
波の音。
そんだけあればいい。

夏の散歩道

夏の散歩道

夕凪。
潮の香。
遠くに聴く嬌声。

dry county

Lynchburgの彼

a poor man’s made outta muscle and blood.
muscle and blood and skin and bones.
a mind that’s a-weak and a back that’s strong.

花の名前

花の名前

暗い夜。
彩りの色。
名も知らぬ花。

grid

市松

たゆる蝋燭の火。
暗がりに溶けそうな夜。
乾杯は古いロックと安いアイリッシュ。

河を渡ろう

橋

西の果てから。
東の果てまで。
休みもなく。

水鏡

水鏡

夕凪の時間。
乾杯の少し前。
おやすみなさい、また後で。

sparkle

泡モノ

I don’t like U.
I don’t dislike U.
Because I don’t wanna think about U.

宿り木の話し相手

相棒たち

黄色。
緑。
かつての相棒たち。

ハザクラ・ヨザクラ

葉桜

葉桜。
夜桜。
暮らした場所は壁の向こう。

園に続く道

幼稚園への道

冬の陽気の日に。
嬌声のない時間の門。
夜はこれから。

櫻舞

枝垂櫻

流れ落ちる櫻色。
今宵の肴は貴方の悪口。
手向けの華は花吹雪。

桜色

白い空。
冷たい風。
霧雨煙る静かな日。

蒼櫻

蒼櫻

鳥の声。
朝の香り。
堕ちてくる蒼。