いつもと同じ休日

洗濯物を洗濯機に放り込み、珈琲を淹れる。
濃いめのマンデリンを淹れながら、のんびりと窓の外を見やる。
昨晩ぱらついた雨はあがり、暖かな空気が漂っている。
桜のつぼみも一回りだけ大きさを増したような気がする。
こんな日のBGMのチョイスはヴォーカルのあるのんびりとしたジャズがいい。
寝ぼけた頭で選び出したのは「Gabriela Anders」の「wanting」、姉貴から譲り受けたというか押し付けられたというか、黒のワンピースドレスのステキ女性がうつむき加減に歩くジャケットが美しい1枚。
心地よい3連休最終日のスタート。

***

同じくスペインを愛した人間として。
天本英世さんのご冥福をお祈りします。

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茜色

夕暮

いつかの色と同じ。
ヘッドホンを耳に当てる。
あの日の歌が鳴っている。

空海

蒼空海

砂浜。
波の音。
そんだけあればいい。

夏の散歩道

夏の散歩道

夕凪。
潮の香。
遠くに聴く嬌声。

dry county

Lynchburgの彼

a poor man’s made outta muscle and blood.
muscle and blood and skin and bones.
a mind that’s a-weak and a back that’s strong.

花の名前

花の名前

暗い夜。
彩りの色。
名も知らぬ花。

grid

市松

たゆる蝋燭の火。
暗がりに溶けそうな夜。
乾杯は古いロックと安いアイリッシュ。

河を渡ろう

橋

西の果てから。
東の果てまで。
休みもなく。

水鏡

水鏡

夕凪の時間。
乾杯の少し前。
おやすみなさい、また後で。

sparkle

泡モノ

I don’t like U.
I don’t dislike U.
Because I don’t wanna think about U.

宿り木の話し相手

相棒たち

黄色。
緑。
かつての相棒たち。

ハザクラ・ヨザクラ

葉桜

葉桜。
夜桜。
暮らした場所は壁の向こう。

園に続く道

幼稚園への道

冬の陽気の日に。
嬌声のない時間の門。
夜はこれから。

櫻舞

枝垂櫻

流れ落ちる櫻色。
今宵の肴は貴方の悪口。
手向けの華は花吹雪。

桜色

白い空。
冷たい風。
霧雨煙る静かな日。

蒼櫻

蒼櫻

鳥の声。
朝の香り。
堕ちてくる蒼。