目ヂカラ

合った視線を逸らして、髪を書き上げる照れた仕草が好きです。
性格と同じく目が悪いので、オレはどうも相手の顔をじっと見つめてしまうクセがあるんですが。
相手に気があると誤解されやすいので、自制しようと思う次第でございます。
最近はなぜか目は口ほどにものを言うというよりも、言ってもいないことまで相手に伝えている気がしますわ。
たまにはこんな風に思ってもいないことまでね。

***

今朝は少しはやくに目が覚めた。
窓を叩く風の音、うねりを告げる海鳴り。
昨日の雲はとうになくなり、星と細く尖った月が空を彩る。
夜明けにはまだ早い。
気温は高く、暴れ回る風も肌に心地好い。
今日もいい日になりそうだ。
潮の香りを全身に浴びながらそう思った。

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茜色

夕暮

いつかの色と同じ。
ヘッドホンを耳に当てる。
あの日の歌が鳴っている。

空海

蒼空海

砂浜。
波の音。
そんだけあればいい。

夏の散歩道

夏の散歩道

夕凪。
潮の香。
遠くに聴く嬌声。

dry county

Lynchburgの彼

a poor man’s made outta muscle and blood.
muscle and blood and skin and bones.
a mind that’s a-weak and a back that’s strong.

花の名前

花の名前

暗い夜。
彩りの色。
名も知らぬ花。

grid

市松

たゆる蝋燭の火。
暗がりに溶けそうな夜。
乾杯は古いロックと安いアイリッシュ。

河を渡ろう

橋

西の果てから。
東の果てまで。
休みもなく。

水鏡

水鏡

夕凪の時間。
乾杯の少し前。
おやすみなさい、また後で。

sparkle

泡モノ

I don’t like U.
I don’t dislike U.
Because I don’t wanna think about U.

宿り木の話し相手

相棒たち

黄色。
緑。
かつての相棒たち。

ハザクラ・ヨザクラ

葉桜

葉桜。
夜桜。
暮らした場所は壁の向こう。

園に続く道

幼稚園への道

冬の陽気の日に。
嬌声のない時間の門。
夜はこれから。

櫻舞

枝垂櫻

流れ落ちる櫻色。
今宵の肴は貴方の悪口。
手向けの華は花吹雪。

桜色

白い空。
冷たい風。
霧雨煙る静かな日。

蒼櫻

蒼櫻

鳥の声。
朝の香り。
堕ちてくる蒼。