サクラ

合コンやカップリングパーティーにもサクラという仕事がある。
1回のバイト代が1万とかそんなもんで、フードやドリンクは普通の参加者と同じように飲み食いして構わないという、お金のない学生さんにはなかなか美味しい仕事。
最終的には異性側のサクラとカップルになって、めでたしめでたしというヤツだ。
当然それなりの見た目のヤツがサクラになるので、美男美女カップルが1組はできるので上手くいかなかった参加者のうちの何人かは「次こそは自分も」という気になるという仕組み。
だからそういうパーティで、本気で恋人なり友達なりを探すってのはどうかと思うよってコトです。

***

「なんかいやらしいよね」とよく言われる。
「セクシーとか色っぽいということですね、ぐふふ」と勝手に納得しているのだが、よくよく聞くとどうも違うらしい。
どうも色っぽいのではなく、エロっぽいのだそうな。
たしかに胸の開いたカッコとか好きですし、なんとなくいやらしい雰囲気の服も普通に着ますが、エロいのはカッコだけで中身はそんなコトないと思ってたのになぁ…。
でもよくよく考えたら、挨拶ぽい軽いキスよりもアタマをクラクラさせるようなドロドロしたキスのが好きだし、ちょっと突然に首筋にかみつくのがステキだと思うし、信号待ちでは腰に回した手で相手を強引にぐいっと引き寄せるのが好きだし…なぁ。
そういうのが雰囲気にもにじみ出てるのかなと、ちょっと納得してみたり。

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茜色

夕暮

いつかの色と同じ。
ヘッドホンを耳に当てる。
あの日の歌が鳴っている。

空海

蒼空海

砂浜。
波の音。
そんだけあればいい。

夏の散歩道

夏の散歩道

夕凪。
潮の香。
遠くに聴く嬌声。

dry county

Lynchburgの彼

a poor man’s made outta muscle and blood.
muscle and blood and skin and bones.
a mind that’s a-weak and a back that’s strong.

花の名前

花の名前

暗い夜。
彩りの色。
名も知らぬ花。

grid

市松

たゆる蝋燭の火。
暗がりに溶けそうな夜。
乾杯は古いロックと安いアイリッシュ。

河を渡ろう

橋

西の果てから。
東の果てまで。
休みもなく。

水鏡

水鏡

夕凪の時間。
乾杯の少し前。
おやすみなさい、また後で。

sparkle

泡モノ

I don’t like U.
I don’t dislike U.
Because I don’t wanna think about U.

宿り木の話し相手

相棒たち

黄色。
緑。
かつての相棒たち。

ハザクラ・ヨザクラ

葉桜

葉桜。
夜桜。
暮らした場所は壁の向こう。

園に続く道

幼稚園への道

冬の陽気の日に。
嬌声のない時間の門。
夜はこれから。

櫻舞

枝垂櫻

流れ落ちる櫻色。
今宵の肴は貴方の悪口。
手向けの華は花吹雪。

桜色

白い空。
冷たい風。
霧雨煙る静かな日。

蒼櫻

蒼櫻

鳥の声。
朝の香り。
堕ちてくる蒼。