夕暮れ。
童謡の流れる時間。
お家に帰ろう。
昨日と今日の間に
同窓会は申し込み期限をいつの間にやら過ぎたので、さっくりスルーすることになるようです。
以前もこんなことがあった気がすると思えば、オレ自身の成人式でした。
雪の降りしきるなかを「寒いからヤダ」という理由で、一日中おこたでぬくぬくしていたのを思い出しました。
実際のところ、寒いを理由に出席しないなんてことは、さすがのオレでもないわけです。
まぁ、「お前ならやりかねない」と言われればそれはそれで納得しますけどね。
その前年の夏に小学生の同窓会に参加して随分と大きな温度差に疲れきったのが、行く気にならなかった本音だったりします。
あの夏の酒席で、昔とあまり変わっていないつもりでも、オレは少し先に進みすぎちゃったんだなって本気で思いました。
おそらくは正しいハタチの姿であるガキの匂いの濃い雰囲気に、吐き気にも似た感情を覚えたのを記憶しています。
乳くさい酒は飲みたくないし、つまらなくなった昔のツレも見たくはない…。
きっとオレは我侭なのでしょう。
でも、場の雰囲気に違和感を覚えて、また名も知らぬバーに駆け込むくらいなら、最初から馴れ合うことのない雰囲気で盛り上がる場所でグラスを傾けたいと思うのです。
楽しみつつも節度を忘れることのない、彼の人たちとともに。
ふと既視感に襲われることがあります。
カウンターで初対面の人とグラスを合わせる時、路上に銀細工の店を広げる異国人と話す時、シチュエーションは様々ですけど、いつかこんなことをしたなっていうあの感覚が不意に訪れます。
たしかあの店のあのカウンターで、そんな時間の楽しみ方を教わったんだよねと思い返します。
贅沢な時間の楽しみ方はほんの少しの遊び心からってことを。
あまり金は使わなくても、気の置けない仲間とともになかったとしても、贅沢な時間を過ごすことはそう難しいことじゃありません。
そういうオレの根底にある、「ちょっと周りと違う楽しいヒト」というのを作り上げた、あの環境をふと思い出します。
あのカウンターの姿が脳裏を過ぎります。
少なくはない寂しさを伴って。
***
深い知り合いの吉報、新たな仲間の誕生にホッと一息。
あめでとう、そして報告ありがとう。
ひつじ姉さん。
久しぶりに会う人がいます。
お互いに会わなかった期間のことを聞こうとはしません。
自分から話したがることなら話にもなりますけど、進んで聞くことはありません。
なぜだろうと不思議に思ったことはないです。
会ってその場で楽しい話に花を咲かせて、再会を約束する言葉で笑って別れるというのがオレたちには自然なのです。
だって、初めて会ったときにそれまでの人生を語り合ったりはしませんよね。
オレたちにとってはそれと同じことなんです。
必要以上に言葉を交わすことはないのです。
交わすグラスとハグに何かを感じることができたら、お互いの空白期間のことなどどうでもいいのです。
ズレ。
脳味噌がズレる。
ハイになるという感覚に似て非なるもの。
ちょっとしたことで喧嘩をしては、殴り殴られする時のあの感覚。
深夜の高速道路を200キロ超でクルマを運転する時のあのゾクゾクする感覚。
それのもたらす結果を知らなければ、ハイになると言ってもいいのかもしれない。
でも、結果を知っている今となっては「危ないな」としか思えない。
今は自分の感覚が不安定になっていれば、そのどんな行動でももたらす結果が碌なものではないことを知ってしまっている。
幼児が自分の思い通りにならないと金切り声を上げるのときっかけは同じく、そしてそのもたらす結果がよりひどいものになることを知ってしまっている。
この感覚が早く通り過ぎてくれることを祈る。
***
ゼクシィのCFのおねいさんが好みです。
左の肋骨の疼く朝。
睡魔と疲労と悪い夢。
久々に手にした鞄の重さ。
体に馴染む黒スーツ。
発熱した頭に心地良い風。
幸せになる義務があります。
それは周囲に不幸を振りまいた人間が、その先の人生に意味を求めるためには必要なことですから。
幸せにならなくては生を拾った意味はないし、心から笑えなければ面白くないですから。
面白みのない人生なんて、空虚で実りの欠片もないと信じていますし。
オレは自分が振りまいた不幸以上に幸せになることを誓います。
神の名でも悪魔の名においてもでもなく。
未来をくれた人たちとオレ自身の名において。
幸せになることを誓います。
声を上げて泣き、心の底から笑うことを誓います。
三下の睨みに目を逸らすくらいなら、最初から顔など出さなければいい。
邪魔だから。
オレにとってこの二文字は無知であるよりもひどい状態かもしれません。
知ることがないのではなく、知ることができないのですから。
きっと知ろうと努力する機会を持たずに育ってきたのでしょう。
上や周囲から与えられた答えしか得ようとせず、どうしてだろうとかどうなってるんだろうというワクワクやドキドキといった感覚を得る機会を失くしたのでしょう。
不知である者に対して、オレは腹を立てることもできません。
ただ哀れだと思うだけです。
それは同情ですらあり得ません。
侮蔑といったものですらないのです。
感情ではなく、ただ「哀れ」だという事実だけを感じるのです。
とってつけた「7番」に苦笑。
どうもオレは相手に合わせるというか、相手という鏡があってはじめて力を発揮できるように思うんです。
そしてその鏡によって力量やセンスの発揮のされ方が変わるようです。
オレを魅力的に感じる相手はやはりどこか魅力がある人だと思いますし、オレを疎んじるタイプの人間はやはりオレからも疎んじられている節があります。
最近はオレを見ようともしない、あるいはオレが見ようともしない相手というのが増えた気がします。
お互いに交差しない直線を歩いているというんでしょうかね。
いがみあうもの同士なら少なくとも互いを認識しますけど、そういう努力すら無益に当たるというのか。
何にせよ、見えない相手とするのは電話とメールだけにしておきたいなと思う次第です。
時にそれだけでも腹立たしい相手がいるというのは考えない方向で。
疲れてくると甘えがどうしても顔を出す気がします。
当然、それは自分に対する甘えという名の言い訳なのですけどね。
他人に甘えるというのも元をたどれば自分への甘えの延長にあるわけですし、自分に厳しくあれば周囲から甘やかされる機会も減ると信じています。
とにかく自分に厳しくなければ、ずるずると落ちていくのは想像に難くありません。
性根が「自堕落」なオレだからこそ、こういう疲労が蓄積している時に厳しくなければいけないと思っています。
精神的な疲労は気の持ちよう、そう信じてどうにか頑張らなきゃなと思い直す冬の午後。
身体の疲労は精神力で何とかなるだろうと、勝手に楽観視しておきます。
とにかく顔を上げておかなきゃ。
睨むのはガキの頃から慣れているはず。
相手が自分自身ならなおのこと。
誰にでもあるものだと思います。
そして誰もがそれを求めているのだと思います。
その最たるものが母親であるのは間違いないですけど、母性は父親や友人恋人にだって存在することに疑う余地はないはずです。
老若男女関係なく会って話をしてホッとする相手には、オレは母性を感じているのだと思います。
そういう安心感をオレも相手に与えていけたら、なんて考えてみたりします。
まだまだ人間的に幼いですから、母性を持つ側になるにはまずは成長しなくちゃいけないんですけどね。
熱くありたいと願いつつ、温かくもありたいと欲張りに願います。
ホッとしたい時に会いたくなるような、癒せるイイオトコを目指したいものです。
おとそ気分もそこそこに。
いえ、新年は昼間は当然として夜もほとんどアルコールは入れてないんですけど。
そろそろ普段の生活のリズムに戻す頃でしょうか。
色々あって体がギシギシいってますが、普段に近いリズムではあります。
もうちょいアクティブに動いても良かったかなぁと思うんですけど、まぁ多忙な休み明けを考えるとこれはこれでアリなのかなと。
とりあえず、前年の忙しさに比べればマシだと信じたいです。
今年は遊ぼうと誘ってくれるステキメンツの期待に応えたいです。
ベッドの上で「遊ぼう」と誘ってくれるキュートガールも相変わらず募集中です。
こんなコトを書いてられるうちはまだ大丈夫かな…、色々と。
少し疲れました。
ようやく35ミリフィルムを購入してきました。
銀塩の方も少しは頑張ろうかと思います。
昨年撮るといったのは冗談じゃないので、今年こそしっかり撮るよ。
覚悟の上、メールでもするといいです。
ニューイヤーズカードをお送り頂いた方々、ありがとうございます。
すべてありがたく頂戴しました。
可能な限り返信いたします。
ハガキの方は忘れます、基本的に。
久々に顎だけヒゲ伸ばしてます。
異人さん風味を増すのは赤いヒゲが多いからでしょうか。
同じ色のはずのブルーのコンタクトレンズを入れましたが、ベースの色が違うらしく片目は深い青で片目は紫に近い青というような感じになってます。
こういうのも変わり者らしいとこですかね。
明けましたね。
昨年はこの時間は既に地元のバーで食いまくり飲みまくり、そして女のコ限定で絡みまくりだったわけですが、今年はのんびりと部屋でくつろぎモードです。
年の初めってどうしても、今年はどんな年にしようかなって気持ちが先行しちゃいますね。
飽くまでも、今年はどんな年になるのかなじゃなくてね。
なんだかすごく楽しみです。
直接杯を交わせない数多くの仲間たちに。
今年の幕開けはウォッカで乾杯。
オレの愛する人の幸せを祈ります。
自分は後回しなんだよねとか笑われても、悪い癖なのでね。
今年も1年間色々ありました。
サイトをやっていなきゃ出会えない出会いというのがやっぱりいくつもありました。
itsuki・yasu・Mチカ・サキ…数え上げればキリがないほどに大切な出会いがありました。
今年出会うことのできた方たちにありがとうございます、来年もよろしくお願いします。
未だ出会うことのない方たちにありがとうございます、来年こそはよろしくお願いします。
シンプルに、気まぐれに、カッコ良く、きっとずっと変わらずに行きます。
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